1.はじめに

このページは、作曲初心者のための「コード進行」による作曲法講座です。
「コード進行」による作曲法というとちょっと難しめの響きがしますが大丈夫です!
まったく知識のない人でも、最終的にはきちんと曲が作れるように丁寧に解説していきます!

作曲法の解説では、随所に弊社のアプリ 「meloko」 を使います。
事前にインストールしておくと、この作曲法講座を見ながら実際に操作することで理解を深めることができると思いますので、iPhoneまたはiPadをお持ちの方は準備をお願いします。

2.「コード進行」の実感

さて難しい理屈を飛ばして、まず「コード進行」を実感してもらうところから始めていこうと思います。
以下の動画を見てください。

【コード進行の実感(C⇒G7⇒C)】

小学校では「起立」⇒「礼」 に使われている音です。
聞き覚えがあって、この音を聞くと思わず「礼」してしまう人も居るのではないでしょうか?

高い音から低い音までいくつかの音が鳴っていますが、それをギュッと楽譜に収まるように音を移動して書くと以下のようになります。

この音の構成とつながりを「コード進行」表記で表すことができ、このケースでは、

C ⇒ G7 ⇒ C

と表記できます。

このように、「コード進行」とは、複数の音を同時に鳴らした場合の音の組み合わせ方に名前を付けたものというように理解してください。

3.「コード進行」にはそれぞれ固有のイメージがある

また、さきほど聞いてもらったとおり、C ⇒ G7 ⇒ C というコード表記に従って音を鳴らした場合「起立」⇒「礼」のようなイメージが感じられます。

C⇒G7⇒Cには「起立」⇒「礼」のようなイメージがある

このように「コード進行」はそれ自体にそれぞれ固有のイメージを持っています。

そして聴き心地の良い「コード進行」は、先人達が研究して体系化してくれています。
そのため、既に体系化された「コード進行」を学び使いこなす事で、聴き心地が良く目的のイメージに近い曲を戦略的に作ることができるようになります。
「コード進行作曲法」の発展編で解説する予定ですが、日本のヒット曲ではある一定の「コード進行」が、繰り返し用いられています。
それらのヒット曲で使われている「コード進行」を使えばヒット曲のようなイメージの曲を作ることができます

便利だと思いませんか?

この説明を聞いて、このページをご覧の方の中には、今まで発表されてきた楽曲の「コード進行」をそのまま使うのは「盗作」なんじゃないか?
と思われる方もいるかもしれませんが、そこは問題がありません。
「コード進行」が同じであっても、その上に構成されるメロディーやリズムや音色が違えば、まったく別の作品として仕上がります。
「コード進行」は、お絵かきで言えば市販の12色の「絵の具セット」のようなもので、最初から美しく体系化されたイメージを持っているが、それを使ってどう仕上げるかは作曲者次第であって、既成の作品と同じ「絵の具セット」を使って絵を書いてもまったく問題にはらならいということです。

4.まとめ

この章のまとめです。

まとめ

【1】コード進行は同時になる音の構成を表したもの。

【2】コード進行にはそれぞれ固有のイメージがある。

【3】体系化された既存のコード進行を使えば、同じイメージの曲を戦略的に作ることができる。

次回はメロディーとコード進行の関係性について、解説していきます。

>>「2.メロディーとコード進行の関係性」へ

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