概要
「Meloko」では、操作の対象(音符や、コードや、歌詞など)を決めるため、「カーソル」を用います。
その時点で設定されているカーソルは、画面上、赤い縦のラインで示されています。
このページでは、この「カーソル」を移動する「カーソル移動ボタン」の使用方法について説明していきます。
カーソル移動ボタン
カーソル移動のための主なボタンとして、画面左上の「カーソル移動ボタン」があります。
この6つの「カーソル移動ボタン」のそれぞれの動作について、説明していきます。
カーソル移動ボタン(左端まで戻る)
一番左にあるボタンは、曲の先頭に戻るか、もしくは「マーカー」の設定されている位置まで戻ります。
【マーカーが設定されている場合】
マーカーが設定されている場合、マーカーの位置までいっきに移動します。
「曲」を編集する上で、よく編集対象となる場所には「マーカー」を設定しておくと、このボタンを使って移動できて便利です。
【マーカーが設定されていない場合】
マーカーが設定されていない場合には、曲の先頭まで戻ります。
カーソル移動ボタン(適切な位置まで戻る)
左向きの矢印が2つ並んだボタンは、選択されている対象の種別に応じて、適切な位置まで戻ります。
【メロディーが選択されている場合】
メロディーが選択されている場合、直前に設定された「音符」もしくは「休符」の位置に移動します。
このように、現在カーソルがある位置の直前の「音符」もしくは「休符」の位置に戻ります。
なお「音符」がタイで繋がれている場合には、タイで繋がれた音符の一番左(発音している音符)に戻ります。
【コードが選択されている場合】
「コード」が選択されている場合は、カーソルのある位置の直前にある「コード」へ移動します。
カーソル位置より前に「コード」がない場合は曲の先頭へ移動します。
【一括編集が選択されている場合】
一括編集が選択されている場合は、移動しません。
【歌詞が選択されている場合】
歌詞が選択されている場合は、カーソルの位置より前に「歌詞」が設定されているかどうかで、挙動が変わります。
【直前に歌詞がある場合】
カーソル位置の直前にある「歌詞」に移動します。
【直前に歌詞がない場合】
カーソル位置の直前にある「音符」に移動します。
【マーカーが選択されている場合】
「マーカー」が選択されている場合は、カーソルの位置の直前にある「マーカー」へ移動します。
カーソル位置より前に「マーカー」がない場合は曲の先頭へ移動します。
カーソル移動ボタン(一つ前に戻る)
左の矢印が一つあるボタンは、最小単位である「16分音符」単位で左に移動します。
カーソル移動ボタン(一つ進む)
右向きの矢印が一つあるボタンは、最小単位である「16分音符」単位で右に移動します。
カーソル移動ボタン(適切な位置に進む)
右向きの矢印が2つ並んだボタンは、選択されている対象の種別に応じて適切な位置まで進みます。
【メロディーが選択されている場合】
「メロディー」が選択されている場合、カーソルの位置にある音符の音が終わる位置の次の位置へ、進みます。
カーソル位置が音符でない場合は、次の音符の位置へ進みます。
カーソル位置が音符でなく次の音符もない場合、移動しません。
【コードが選択されている場合】
「コード」が選択されている場合、カーソルの位置にあるコードの音が終わる位置の次の位置へ進みます。
カーソル位置がコードでない場合は、次のコードの位置へ進みます。
カーソル位置がコードでなく次のコードもない場合、移動しません。
【一括編集が選択されている場合】
「一括編集」が選択されている場合は移動しません。
【歌詞が選択されている場合】
「歌詞」が選択されている場合は、次の「音符」の位置へ移動します。
【マーカーが選択されている場合】
「マーカー」が選択されている場合は、次の「マーカー」へ進みます。
カーソル位置より右側に「マーカー」がない場合、移動しません。
カーソル移動ボタン(最終位置に進む)
一番、右にあるボタンは、曲の最後に進むか、もしくは「マーカー」の設定されている位置まで進みます。
【マーカーが設定されている場合】
カーソルより後に「マーカー」が設定されている場合は、「マーカー」の位置までいっきに移動します。
「曲」を編集する上で、よく編集対象となる場所には「マーカー」を設定しておくと、このボタンを使って移動できて便利です。
【マーカーが設定されていない場合】
マーカーが設定されていない場合には、曲の最後まで進みます。
補足
「編集」モードの場合は「次の位置へ」という黄色い矢印が表示されます。
動作は、上述の右矢印が2つ並んだボタンと同じです。
編集モードを使って「メロディー」「コード」「歌詞」を打ち込む場合には、この「次の位置へ」ボタンをタップすることで、次に操作を行うべき場所へ適切にカーソルを導いてくれますので、ぜひご活用ください。